<新型コロナ>25人感染、70代男性ら2人死亡 県、陽性者1人減と訂正…同一人物が2カ所で検査
2020/09/10/00:00
県などは9日、新型コロナウイルスに感染していた2人が死亡、新たに25人が感染したと発表した。感染者の内訳は県発表が16人、さいたま市4人、川口市3人、越谷市2人。
これまでに確認された感染者は4172人(チャーター便帰国者含む)、死者は97人(9日午後6時現在)。
同日午後9時時点の重症者は8人、感染者の入院は211人、ホテル療養70人、自宅療養35人。退院・療養終了は3736人。
県管轄で詳細が判明したのは、所沢市の10代学生の男性ら10~60代の男女10人で6人は詳細を調査中。8日に判明し調査中だったのは都内の会社に勤務する新座市の30代会社員女性だった。
また、県は8月20日に発表した春日部市の40代外国籍男性が、同19日発表の男性と同一人物だったとして、陽性確認者を1人減と訂正した。男性は2カ所の医療機関で検査を受けたが、聞き取りがうまくできず、発生届の氏名がそれぞれ異なって記載されていたという。男性は8月末にクラスター(感染者集団)が報告された外国人コミュニティー関連の感染者。
さいたま市によると、感染が判明したのは20~70代の男女4人。40代女性は勤務する市内の会社に陽性者がいた。同じ会社の感染者は計4人になったという。
川口市によると、入院中だった70代の男性が亡くなった。新たに感染が判明したのは、ネパール国籍の男性を含む20~30代の男女3人。
越谷市によると、感染、入院していた市内在住の患者1人が6日に死亡した。遺族の要望で市は年代や性別を公表していない。新たに感染が判明したのは、市内に住む30代女性と50代会社員男性の2人。