さいたま市発注の建設工事で土木積算システムの入力ミスが見つかり入札手続きを中止した問題で、市は9日、新たに24件の建設工事で積算ミスがあったと発表した。
同様に入札手続きを中止して、積算を見直して再び入札を行う。積算ミスは前回の29件と合わせて53件となった。市技術管理課によると、新たに判明したのは、芝川第5処理分区下水道工事など一般競争入札22件と河川緊急補修工事など2件の指名競争入札の24件。他に3件で積算ミスが判明したが、入札参加者に明示して適切な期間を確保したとして、そのまま入札を実施するとしている。