生活保護を不正受給、容疑の男逮捕 月収3千~1万円と過少申告「間違いない。逮捕されて当然だ」/大宮署
2020/09/11/00:00
大宮署は10日、詐欺の疑いで、さいたま市北区宮原町4丁目、無職の男(68)を逮捕した。
逮捕容疑は2017年2月3日から翌18年6月5日までの間、さいたま市北福祉事務所に就労収入を過少申告して、17回にわたり、生活保護費計約162万円をだまし取った疑い。
同署によると、男は知人のペットを預かる報酬として月約3千~1万円の収入を市に申告。一方、この期間に飲食店アルバイトとして得ていた月約10~15万円の収入を申告していなかった。未申告分は計約218万円に上るという。だまし取った金額は生活費に充てていたとみられる。市の調査で不正が発覚。大宮署が昨年11月1日、市の告訴を受けて調べていた。
男は「間違いない。逮捕されるのは当然のこと」と容疑を認めているという。