埼玉新聞

 

<新型コロナ>全国初、大宮競輪・西武園競輪で「医療従事者支援チャリティレース」 寄付でレース命名権も

  • 寄付でレース命名権 大宮・西武園競輪、医療従事者を支援

 県営競技事務所は9日、大宮競輪と西武園競輪で、新型コロナウイルス感染症の対応に当たる医療従事者などを支援するため、「医療従事者支援チャリティレース」を実施すると発表した。企業・団体または個人が、県の同感染症対策推進基金に一定額以上寄付することで、企業の屋号や商品名、個人の記念日などをレース名として命名できる。同事務所によると、今回の試みは全国の競輪場で初めてとなる。

 対象レースは、10月から2021年3月までの県主催の大宮競輪・西武園競輪のG3とF1、F2の決勝を除く全レースと、ガールズケイリンの全レース。対象レースの総数は約650となる。寄付金額はG3が3万円以上で、F1とガールズケイリンが2万円以上、F2が1万円以上となる。寄付金は医療従事者や医療機関の活動支援などの財源として活用する。

 特典として、12文字以内でレース名を命名できるほか、特別観覧席の招待(2人まで)や協賛レースを収録したDVDのプレゼントなどがある。命名希望者は所定の申込書に必要事項を記入の上、原則開催の30日前までに申し込む。詳細は各競輪のホームページを参照。

 問い合わせは、県営競技事務所(電話048・871・7095)へ。

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