埼玉新聞

 

<新型コロナ>37人感染 さいたまの女性は十数人と会食 三郷の女性2人は同じ幼児施設の職員、園は休園

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに37人確認したと発表した。内訳は県発表が22人、さいたま市3人、川口市8人、越谷市3人、川越市1人。

 これまでに確認された感染者は4264人(チャーター便帰国者含む)、死者は97人(12日午後8時現在)。

 12日午後9時時点の重症者は8人、感染者の入院は194人、ホテル療養63人、自宅療養23人。退院・療養終了は3850人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは10~80代の男女19人で、3人は詳細を調査中。東松山市の20代男性は県内高齢者施設職員、入間市の50代男性は県内私立学校の教職員で、同校の感染者は2人目。三郷市の50代女性と同市の60代女性はいずれも県内の同じ幼児施設の職員で、同施設ではこれまでに園児1人、職員1人の感染が確認されており、同施設の関係者は計4人となった。園は今月7日から休園しているという。

 11日に判明し調査中だった2人は春日部市の20代会社員女性と川口市の50代会社員男性でいずれも感染経路不明。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~50代の男女3人。30代無職女性は6日、市内の自宅で、感染が判明している20代女性ら十数人と会食した。市保健所が検査を進めている。20代男性会社員は同僚の60代男性の感染が判明している。濃厚接触者として検査を受けて1日に陰性の結果が出た後、7日ごろから発症して改めて検査を受けた。同じ会社の感染者は3人目。

 川口市は20~40代の男女8人の感染を確認。このうち30代会社員女性が大阪府に、40代会社経営男性ら5人が東京都に、それぞれ在住。

 川越市によると、新たに感染が判明したのは、市内に住む20代大学生男性。

 越谷市によると、越谷市に住む40代会社員男性と10代大学生男性、春日部市に住む40代女性の3人の感染が新たに分かった。

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