埼玉新聞

 

東武志木駅広場にチョークアートお目見え 東口周辺の賑わい創出に、常設の黒板に地元の高校生らが描く

  • 志木高校の校舎やメッセージなどが描かれている黒板(志木市提供)

 東武東上線志木駅東口広場のペデストリアンデッキに県立志木高校の校舎やメッセージ「志は高く」などがチョークで描かれた黒板がお目見えし、通勤・通学や買い物客らの関心を集めている。

 同駅東口周辺のにぎわいを創出しようと、志木市観光協会(星野博之会長)が取り組む「駅前を中心としたアートによるまちづくり事業」の一環。黒板は常設し、「チョークアートギャラリー」と命名。チョークアートは定期的に更新する。

 チョークアートが描かれている黒板は縦65センチ、横175センチ。同駅舎2階から通じる同デッキに設置されている。チョークアートは志木高校美術部とイラストコミック部の部員らが数日かけて描いた。

 同協会は「地元の高校の美術部員らにチョークアートを描いてもらい、定期的に入れ替えることで、デッキに人の流れを創出するとともに、訪れる人の心に安らぎを与えられれば」と効果に期待を寄せている。

ツイート シェア シェア