埼玉新聞

 

秩父鉄道、ラッピング列車の運行開始 ファンら200人詰め掛け、熊谷駅で出発式 ラグビーW杯をPR

  • ラグビーW杯をPRするラッピング列車=2日午前、熊谷市の秩父鉄道熊谷駅ホーム

 今年9月に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)をPRするラッピング列車が運行開始し、初日の2日に熊谷市の秩父鉄道熊谷駅で出発式が行われた。関係者やラグビー、鉄道のファンら約200人が詰め掛けた。

 県営熊谷ラグビー場で3試合が行われるラグビーW杯の機運を盛り上げようと、大会開催200日前となる4日を前に、県と熊谷市が秩父鉄道(熊谷市)の協力を得て主催。車両は、外部と内部に公式マスコット「レンジー」や大会ロゴ、開催日程などが装飾され、大会をPRするデザインとなっている。

 富岡清熊谷市長は「このラッピングトレインで四季折々の県北を観光していただきながら、ラグビーW杯の機運が高まることを期待している」とあいさつ。斉藤正明県議会議長やラグビーW杯開催都市特別サポーターの矢島舞美さんら多くの来賓も出席し、三峰口駅行きのラッピング列車を熊谷駅から送り出した。

 ラグビーW杯のラッピングトレインは1日に3、4回運行する予定。大会期間中の10月上旬まで運行する。

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