県などは18日、新型コロナウイルスに感染していた80代女性ら2人が死亡、新たに24人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が13人、さいたま市7人、川口市2人、越谷市2人。

　これまでに確認された感染者は4394人（チャーター便帰国者含む）、死者は99人（18日午後6時現在）。

　同日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は195人、ホテル療養48人、自宅療養18人。退院・療養終了は4011人。

　県は県内医療機関に入院していた80代女性が17日に死亡したと発表した。女性には基礎疾患があったという。

　感染者で詳細が判明したのは10代～80代の男女10人で3人は詳細を調査中。入間市の30代アルバイト男性は県内飲食店に勤務、草加市の60代医療従事者女性は同市の30代医療従事者女性と同居している。17日に判明し、詳細を調査中だったのは30～70代の男性4人だった。

　さいたま市によると、感染が判明したのは県立浦和商業高校の男子生徒1人、女子生徒3人を含む10～40代の男女7人。同校の女子生徒1人の感染が判明し、市保健所が同じクラスの生徒ら63人を検査していた。県教育局は感染者が発生した同校の学級を25日まで学級閉鎖とするとした。他の男性3人はいずれも勤務先や知人に陽性者がいた。また同市教委によると、市立中学校の男子生徒1人の感染が判明した。同校は19日に予定していた土曜授業を臨時休校する。

　越谷市によると、死亡したのは県内医療機関に入院していた1人で、17日に死亡した。同市の無職70代男性2人の感染も判明した。

　川口市によると、いずれも同市在住の30代会社員男性と30代アルバイト女性の2人の感染が確認された。