ホームセンター・島忠、TOBの一部報道に「決まり次第開示」 傘下に収める方向…同業が調整進める
2020/09/19/00:00
ホームセンター大手のDCMホールディングス(東京都)が、同業の島忠(さいたま市中央区)に対しTOB(株式公開買い付け)を行い、傘下に収める方向で調整を進めているとの一部報道を受け、島忠広報は18日、「現時点で開示できる話はない。決まり次第開示する」とした。
島忠は創業者の島村忠太郎が1890年、春日部市に設立した「島村箪笥製造所」が前身。現社名には1979年に変更し、91年に東証1部に上場。家具の品ぞろえに強みを持ち、現在は埼玉含め関東5都県、大阪府と兵庫県に店舗を展開し、5月末時点での店舗数は60店。2019年9月~20年5月期決算(単体)は純利益が前年同期比8・4%減の44億9600万円だった。