埼玉新聞

 

10万円入り封筒届く!富士見市に5回目 アイロンかかった1万円札10枚、「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃から

  • 意見箱に投函されていた現金10万円入りの封筒の表面(富士見市提供)

    意見箱に投函されていた現金10万円入りの封筒の表面(富士見市提供)

  • 意見箱に投函されていた現金10万円入りの封筒の表面(富士見市提供)

 富士見市は、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターを差出人名にした現金10万円入りの封筒が市庁舎内に設置している意見箱「市政へのご提言」に投函されていた、と発表した。封筒にはメッセージ「子供たちが笑顔になれる街づくりにご利用下さい」が書かれており、市は「まちづくり寄付基金に積み立て、子どもを育むまちづくり事業に活用したい」としている。

 市によると、封筒は縦19センチ、横10センチ。表面は白地にピンクの花柄が施されており、メッセージと「鬼滅の刃」の登場人物「甘露寺蜜璃」の名前がマジックで記載されている。中にはアイロンがかかった新札ではない1万円札10枚が入っていた。

 14日午前7時50分ごろ、同庁舎1階市民ホール待合スペースに設置されている意見箱に投函されているのを登庁してきた同市秘書広報課員が発見した。同課は13日午前7時50分ごろ、同箱を確認しており、同日午前8時から閉庁する午後5時15分ごろまでの間に投函されたとみている。

 市の意見箱には、22年2月8日と同年10月4日、今年5月29日と8月22日の計4回、いずれも現金各10万円入りの白地にピンクの花柄が施され、表面に「鬼滅の刃」のキャラクター名と同様のメッセージが書かれた同じ大きさの封筒が投函されている。

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