<台風12号>埼玉も激しい雨と強風…24日、外出など控えて「危険迫ったら、ちゅうちょせず避難を」
2020/09/24/00:00
台風12号は日本の南から北上を続け、25日にかけて伊豆諸島から関東の東を北東に進む見込みとなった。台風や、活動が活発化する秋雨前線の影響で大雨の恐れがあり、気象庁は23日、土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。浸水、河川の増水・氾濫、暴風や高波、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要になる。
台風の進路は当初の予測より東に変わり、東日本に上陸する可能性は低くなった。前線も台風の北上に伴って関東の東を北上するとみられる。
■埼玉も大雨
熊谷地方気象台は23日、台風12号に関する気象情報を発表し、注意を呼び掛けた。県内では24日、激しい雨が降り大雨となる所があり、南部・北部では24日は風が強まる見込みという。
県は24日にかけ、台風12号で県内でも強風を伴った大雨が予想されることから、県民に対し、早めの備えを呼び掛けている。県災害対策課は、強風、大雨になる前にハザードマップを見て避難先を確認することや、雨風が強まりだしたら不要不急の外出や屋外での作業を控えることなどを促している。
同課は「県と市町村は避難所の感染症対策を進めており、危険が迫ったときは、ちゅうちょせず安全な場所に避難を」としている。