埼玉新聞

 

地元のイチゴ「あまりん」ふんだんに さいたまのホテル、人気のランチコースで提供 事前予約がお勧め

  • あまりんを使ったデザートのイメージ写真(ホテルメトロポリタン提供)

    あまりんを使ったデザートのイメージ写真(ホテルメトロポリタン提供)

  • イチゴの出来を話す(左から)鳥飼純一さん、ストロベリーハウス細田の細田裕一さん、駅チカイチゴ園GREEN PEACEの備藤大樹さん=さいたま市西区のストロベリーハウス細田

    イチゴの出来を話す(左から)鳥飼純一さん、ストロベリーハウス細田の細田裕一さん、駅チカイチゴ園GREEN PEACEの備藤大樹さん=さいたま市西区のストロベリーハウス細田

  • あまりんを使ったデザートのイメージ写真(ホテルメトロポリタン提供)
  • イチゴの出来を話す(左から)鳥飼純一さん、ストロベリーハウス細田の細田裕一さん、駅チカイチゴ園GREEN PEACEの備藤大樹さん=さいたま市西区のストロベリーハウス細田

 さいたま市中央区の「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」のカフェ「クロスヤード」は来年1月15日から、県オリジナル品種のイチゴ「あまりん」を使ったデザートを提供する。シュー生地の上に、地元のイチゴ農家が作ったあまりんをふんだんに乗せる。

 あまりんは強い甘みとほのかな酸味が特徴で、2019年に生まれた品種。日本野菜ソムリエ協会が主催する「第1回全国いちご選手権」では最高金賞を受賞し、県は同会から「プレミアムいちご県」として認定。それをきっかけに県とホテルが協議してデザートを発案した。

 デザート用のあまりんを提供するのは西区の「ストロベリーハウス細田」、緑区の「駅チカイチゴ園GREEN PEACE」、和光市の「とりかいさん家のいちご園」の3農家。とりかいさん家のいちご園の鳥飼純一さん(35)はあまりんが品種登録される前から栽培。「あまりんは形が崩れにくく、管理が楽。埼玉のいちご農家の中では人気の品種」と話す。

 あまりんを使ったコラボデザートは2月29日までランチコースのデザートで提供される(一部コース対象外)。同ホテルの担当者は「人気のコースなので事前予約をお勧めする」と話した。

 問い合わせは、同ホテル(電話048・851・1127)へ。

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