埼玉県さいたま市北区のJR宮原駅東口公園で北欧フィンランドのサンタクロースを迎えたイベントが行われた。イルミネーションが点灯する中、子ども連れの家族らが参加していた。

　宮原地区のボランティア団体「宮原青年クラブ」（髙橋堅二郎会長）が催した。イルミネーションツリーが設置された会場に白いひげをたくわえ、赤い服を着たサンタクロースが姿を見せると歓声が上がった。

　サンタクロースはサンタ公認の街、フィンランド・ロバニエミから来日した。この日は市内の幼稚園や小学校などを訪問後、イベント会場に駆け付けた。サンタクロースは「クリスマスの準備は整った。今年いい子にしていた子どもにプレゼントを持っていくよ。メリークリスマス」などと呼び掛けていた。

　サンタクロースと記念写真を撮ろうと長い列ができ、同市緑区から母親と来た5歳の女児は「サンタさんと会うのは初めて。クリスマスのプレゼントをお願いしたい」と話していた。

　公園内のイルミネーションは来年1月14日まで点灯される予定。