23年度に開校の児玉新校、学びたい学科は 部活と進学の両立など、地元中学生と県教委が意見交換会
2020/09/28/00:00
本庄市児玉地域にある児玉白楊高校と児玉高校の統合に向け検討を進めている県教育委員会は、児玉新校について地元中学生から意見を聞く「意見交換会」を市立児玉中学校で開いた。
新校は全日制で農業、工業に関する学科と「実学」を重視する普通科の併置校として現在の児玉白楊高校の場所に設置。2023年度に開校する。
意見交換会のテーマは「児玉新校及び県立高等学校に期待すること」。同校生徒会の2年生、3年生のそれぞれ4人ずつ、計8人が参加した。
どんな科があったらいいか尋ねると、「看護学科や保育学科はあるけど、栄養系を学べる学校がない」「歴史が好きなので歴史をメインに学びたい。その中でも中国史」と話していた。高校では部活動と大学進学の両立や将来について考えたいという。「県立は私立より歴史や伝統があって、そこが自慢できる」と意見を交換していた。