<新型コロナ>20人感染…クラスター大宮パブ店員の知人など 県北の県立学校で感染、学年閉鎖へ
2020/09/29/00:00
県などは28日、新型コロナウイルスに、新たに20人が感染したと発表した。感染者の内訳は県発表が15人、さいたま市1人、川口市4人。
これまでに確認された感染者は4600人(チャーター便帰国者含む)、死者は101人(28日午後6時現在)。
28日午後9時時点の重症者は7人、感染者の入院は178人、ホテル療養50人、自宅療養22人。退院・療養終了は4229人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは、10~70代の男女7人。8人は詳細を調査中。重症者はいない。久喜市の50代会社員はこれまでに店員ら3人の感染が判明している県内飲食店関係者との接触があった。越谷市の50代男性は、東京都内勤務の公務員で同居家族に陽性者がいる。
県は同日、25日に発表した越谷市の70代無職男性、26日に発表した日高市の20代アルバイト女性の2人が、抗原検査後に行ったPCR検査で陰性になったとして、発生届を取り下げたと発表した。
県教育局は同日、県北部の県立学校で児童生徒1人の感染が分かったと発表した。同校は28日、児童生徒と同じ学年を臨時休業とした。29日から再開するという。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、50代の会社員男性1人。男性は、クラスター(感染者集団)が発生した大宮区の「フィリピンパプAJ」に勤務する40代女性の知人で、女性と接触があったという。
川口市によると、感染が判明したのは、30代の男性3人と60代の女性の4人。いずれも容体は安定している。