5日午前9時15分ごろ、さいたま市岩槻区鹿室、部品製造会社「曙ブレーキ岩槻製造」で、春日部市備後東4丁目、会社員佐川千明さん(51)が油圧ショベルカーの下敷きになり、頭などを強く打ち死亡した。
岩槻署によると、佐川さんは作業を任されていた会社の社員で、敷地内にある塀を取り外す作業をショベルカーで行っていたところ、重機が横転した。重さ約30キロ、縦30センチ、横1・7メートルのコンクリート板を7枚まとめて運ぼうとしたところ、バランスを崩したという。作業現場近くにいた同僚らが110番した。
同署で詳しい事故原因を調べている。