戸田市は9月30日、同市美女木の「市立介護老人保健施設」で入所者の男性(64)がレジオネラ肺炎を発症し、入所者用機械浴槽の5台のうち1台から基準値の100倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表した。
男性は16日から市内の医療機関に入院し、17日にレジオネラ肺炎と分かった。現在は回復している。
浴槽は18日から5台全部を使用停止し、水の検体を採取。25日に1台の汚染が分かり、27日に専門業者による施設の洗浄を実施、30日に県の指導を受けた。市は安全確認の上、なるべく早く浴槽使用を再開する方針。同施設は医療法人健秀会が指定管理者で、94人が入所している。