セブン、ファミマ次々と詐欺阻止、鴻巣署が感謝状 いずれも高齢男性が電子マネー求め、店員が見破る
2020/10/02/00:00
鴻巣署(佐藤誠一署長)は30日、特殊詐欺被害を未然に防止した功労で、ファミリーマート鴻巣富士見店店長の塩原政信さん(30)、セブンイレブン北本荒井店店員の三澤麻紀さん(52)、セブンイレブン鴻巣赤見台店店員の洞山淳子さん(58)の3人に同署で感謝状を贈った。
コンビニエンスストア3店は、いずれも電子マネーがからんだ特殊詐欺を見破った。ファミリーマート鴻巣富士見店には7月27日、高齢男性が訪れ、「パソコンがウイルスに感染した。修理代として電子マネー2万円が必要と言われた」と話したことから、塩原店長が詐欺と見抜いた。
セブンイレブン北本荒井店には8月11日、別の高齢男性が訪れ、同様の理由で「電子マネー3万円が必要と言われた」と話したことで、三澤さんが見破った。
セブンイレブン鴻巣赤見台店には8月12日、別の高齢男性が訪れ、「サイトの登録を解約するのに電子マネー10万円が必要と言われた」と話したことから、洞山さんが詐欺と見抜いた。
3店とも購入を思いとどまらせるとともに同署に通報。詐欺被害を未然に防止した。