埼玉新聞

 

街バル、寄居で開催 完全電子チケット制に 参加店は35店、昨年よりお得 11月15日まで

  • 街バルメニューの一例(寄居町商工会提供)

 寄居町商工会(柴崎猛会長)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を徹底しながら楽しめる完全電子チケット制の「2020よりい街バルVer.新しい生活様式」を16日から11月15日まで実施する。

 街バルは、スペインの街角で見られる立ち飲みスタイルの飲食店の造語。地域の飲食店をバルに見立てて実施する。

 今回6回目。昨年までは紙チケットを販売していたが、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況にある地元飲食店を応援していくためスマートフォンを使用したオンライン決算を導入して行う。

 1冊2100円のチケットを600冊限定で販売。1枚700円で3枚付いている。参加店は35店舗で、各店千円以上のメニューを用意しているため1冊で3千円相当の利用が可能になり、昨年よりお得になっているという。

 街バルに参加する人はYahoo!JAPANのデジタルチケット「PassMarket」にアクセスしてチケットを購入する。来店時にスマートフォンからチケット情報の画面を店のスタッフに提示して受け付けが完了する。テークアウトもできる。3枚のチケットは家族や友人などとシェアすることも可。ただし、購入後の払い戻しはできない。街バルのホームページでもチケット購入の手順を動画で説明している。

 同会は「安心できる店なので、ぜひ利用していただきたい」とアピールしている。

 問い合わせは、同会(電話048・581・2161)へ。

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