埼玉新聞

 

<新型コロナ>20人感染…三郷の大学生、白岡の僧侶も 陽性者と食事した医療従事者が感染、埼玉大学でも

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは5日、新型コロナウイルス感染者を新たに20人確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が12人、さいたま市4人、川口市1人、川越市1人、越谷市2人。

 これまでに確認された感染者は4820人(チャーター便帰国者含む)、死者は102人(5日午後6時現在)。

 5日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は197人、ホテル療養86人、自宅療養29人。退院・療養終了は4386人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは三郷市の10代男子大学生や白岡市の40代男性僧侶ら、10~40代の男女6人。県外居住の40代医療従事者ら3人はそれぞれ、感染者と食事していた。

 4日午後判明分では、川越市の60代女性医療従事者が勤務先の県内医療機関で接した通院者に陽性者がいた。50代自営業男性と40代会社員男性はいずれも東京都居住という。

 また、埼玉大学は2日に関係者1人の感染が判明したと発表した。同大学の関係者の感染は3人目で、学内に濃厚接触者はいないという。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~60代の男女4人。20代女性は市内の医療機関に勤務する医療職で、いずれも感染経路は不明だという。

 川口市によると、感染が判明したのは、フィリピン国籍の40代の会社員男性。

 川越市によると、感染が判明したのは20代の無職男性。感染経路は不明で容体は安定している。

 越谷市によると、感染が判明したのは 市内に住む30代会社員女性と50代会社員男性の2人。

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