悪用された報告ない…さいたまの国勢調査員、調査員証を紛失 ストラップで首に掛け、帰宅してから気付く
2020/10/06/00:00
さいたま市は5日、緑区の国勢調査員が調査活動中に調査員証を紛失したと発表した。現在のところ、かたり調査などに悪用された事例の報告はないとしている。
国勢調査さいたま市実施本部によると、調査員が4日夕、調査活動を終えて帰宅したところ、調査員証がないことに気付き、巡回した調査区を探したが発見できなかった。5日も探したが見つからず、午前8時ごろ、緑区役所総務課へ報告。総務課職員が再度探したものの発見できず、調査員が警察に遺失届を提出した。調査員証は縦約7・4センチ、横約10・5センチで調査員の名前と顔写真、総務省統計局長の印が押されている。調査員証と腕章の携行が義務付けられており、この調査員はストラップで首に掛けていたと話しているという。