埼玉新聞

 

浦和、ACLでブリラムに3―0 後半猛攻で快勝 槙野のヘッドで先制、橋岡デビュー戦2ゴール

  • 浦和―ブリラム 後半5分、浦和の槙野が先制ヘッドを決め両手を広げて喜ぶ

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は6日、各地で1次リーグの第1戦が行われ、一昨年に大会を制したG組の浦和はホームの埼玉スタジアムでブリラム(タイ)に3―0で快勝した。

 浦和は開始から圧倒的にボールを支配しながらも前半は無得点だったが後半5分、柏木の左CKから槙野のヘッドで先制すると、30分には長沢のシュートのこぼれを橋岡が蹴り込み2点目。さらに、43分には汰木のクロスを再び橋岡が押し込んだ。守備はポストとバーに助けられた幸運もあり、無失点でしのいだ。

■待望の瞬間、胸張る一撃/槙野

 公式戦4試合目で今季チーム初ゴールを決めたのは、背番号5だった。

 0―0の後半5分、柏木の左CKに頭でどんぴしゃで合わせた。待望の瞬間がついに訪れ、「なかなかリーグで点を取れない中で、どうにか攻撃陣を助けたかった。セットプレーは僕の武器なので飛び込んだ」と狙い通りの一撃に胸を張った。

 連戦が続いていく今後に向けて「みんなで一つになって、1試合1試合を乗り越えていきたい」とサポーターに共闘を呼び掛けた。

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