秩父市下吉田の椋神社付近で11日、新型コロナウイルスの収束を願い、約400発の花火が打ち上げられた。
同日は同神社例大祭「龍勢祭」の当日だったが、今年は新型コロナの影響で、地域住民が手作りするロケット「龍勢」の打ち上げは32年ぶりに中止になった。花火は新型コロナの収束祈願と同神社への奉納を目的に龍勢師や地域住民の有志により企画された。
人が密集することを避けるため、一般には周知しないで午後6時から花火の打ち上げを実施。雨の降る天候だったが、大輪の花が次々と夜空を彩り、集まった見物客を楽しませていた。