女性遺体、自宅で横たわったまま…無職の男性逮捕「分からない」集合住宅の一室 異変感じた近隣住民「最近女性を見ない」 管理会社も違和感、依頼され警官が訪問…遺体を発見 男性と暮らす母の可能性、外傷なし その後なぜか不起訴に
2024/01/06/17:26
昨年12月18日までの間、埼玉県さいたま市見沼区内の自宅に母親とみられる女性の遺体を遺棄したとして、同日に死体遺棄の疑いで大宮東署に逮捕されていた同区新堤の無職男性(48)について、さいたま地検は5日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
■「最近女性を見ていない」和室に遺体が(以下、初報記事)
自宅に女性の遺体を放置したとして、大宮東署は12月18日、死体遺棄の疑いで、さいたま市見沼区新堤、無職の男(48)を逮捕した。遺体は同居の母親とみられ、同署で身元を調べている。
逮捕容疑は、実母とみられる女性(86)の遺体を集合住宅の一室に遺棄した疑い。
同署によると、男は母親と2人暮らし。集合住宅を管理する法人宛てに、同住宅の住人から「最近女性を見ていない」という相談があり、担当者が被害者宅を訪問したが会うことができず同署管内の交番に安否確認を依頼。臨場した警察官が、和室で横たわっている状態の女性を発見した。遺体に目立った外傷はなかった。
男は「分からない」と容疑を否認しているという。同署で死因などを詳しく調べる。