埼玉新聞

 

30代男性被告、さいたま拘置支所で死亡 便器に座りぐったり…職員が発見 健康上の異変などなし

  • さいたま拘置支所で男性被告が死亡

 川越少年刑務所は、管下のさいたま拘置支所(さいたま市)の単独室で、収容中の30代の男性被告が死亡したと発表した。外傷はなく、低酸素脳症とみているが、司法解剖し死因を特定する。

 同刑務所によると、13日午前8時40分ごろ、巡回中の職員が、便器に座った状態で両足を前に投げ出し、ぐったりしている男性を発見した。意識はなく、その場で自動体外式除細動器(AED)などによる心肺蘇生を行ったが、約3時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。男性に基礎疾患はあったが、健康上の異変や訴えなどはなかったという。

ツイート シェア シェア