全国初!「摘田」の常設展示 ジオラマや体験で知る“昔の上尾” 重文指定された畑作用具なども
2024/01/07/11:12
埼玉県上尾市の国重要有形民俗文化財「上尾の摘田(つみた)・畑作用具」が重文指定から3年を経て、ようやく常設で展示されることになった。昨年末に市自然学習館がリニューアルされ、専用のコーナーが完成した。季節ごとの摘田稲作の作業風景を再現したジオラマを鑑賞したり、用具を実際に触って体験できるようになっている。訪れた人は「昔の人が使っていた道具を大切に保存することは素晴らしいこと。見られる機会ができて良かった」と話す。市によると摘田関連の常設展示は全国でも初めて。