埼玉新聞

 

イオンモール上尾、12月に開設 県内初出店の専門店など出店、注文や支払いなどデジタル化対応を強化

  • イオンモールが12月4日、上尾市愛宕に開設する「イオンモール上尾」の完成予想図(同社提供)

 イオンモールは14日、12月4日に化粧品大手のコーセーの上尾事業所跡地(上尾市愛宕)に開設する「イオンモール上尾」のオンライン説明会を開いた。県内の施設は10店となる。中核は「イオンスタイル」で、そのほか県内初出店の専門店22店など計120店が出店する。新型コロナウイルス感染防止対策の一環で、注文や支払いなどでデジタル化対応を強化。専門店ではカーディーラー、書店、ペットショップが連携の新型店などが出店。利便性を高めつつ新生活の情報発信を行い、年間来店客数700万人以上を目指す。

 新店は地上2階建てで、延べ床面積は約5万平方メートル、専門店街は約3万4千平方メートル。駐車場は1800台分を用意した。商圏は半径3キロ圏、7万世帯、約17万人を想定する。

 イオンスタイルでは、非接触推進へ他店で実施のネットでの注文品を店で受け取るサービス「ピックアップ」を導入。密接回避では、専用スマホを使いレジに並ばず買い物できる「レジゴー」を投入。新型コロナ対策を図り、感染を抑止する。

 食品では県内の専用農場で生産の野菜を充実させるなど、県産食材を積極的に扱う。コーセーはバーチャルメイク体験もできる新型店を運営し、集客に努める。

 専門店ではユニクロやノジマなどが出店。新形態としてカーディーラーの埼玉トヨペット、書店の未来屋書店、ペットショップのPETEMOが合同でコンセプト店「Park of Tables」を展開。「本とペットと車」をキーワードに商品を紹介し、新生活を提案する。

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