<新型コロナ>GoToキャンペーン支援対象に朝霞駅前商店会 大きなチャレンジ、1回でなく永続的に
2020/10/20/00:00
新型コロナウイルスに対応した政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」商店街事業の支援対象に選ばれた商店街で19日、催しの準備が本格化した。埼玉県では朝霞駅前商店会が対象。感染防止対策の徹底を条件に順次、各地で実施する。経済産業省は第1弾として全国で34事業を採択し、16日に公表した。
県内で唯一、朝霞駅前商店会(山崎幸治会長)が主催する「アサカストリートテラス」がGoTo商店街事業に採択された。事業では24日、東武東上線朝霞駅周辺の朝霞駅前商店街や近隣の飲食店、関係団体の出店など約70店舗が参加し、感染対策を取りつつ地元の魅力をPRする。
アサカストリートテラスでは参加者用に消毒スペースを設け、感染リスクを少なくするため参加者にごみ袋を配り、各自でごみを持ち帰ってもらうなどの工夫をする。駅前商店街は1969(昭和44)年に発足し、50年以上の歴史がある。山崎会長は「駅前の商店街は絆が強く、人と人とのコミュニケーションが特徴。コロナ禍を機に知らなかった魅力を発見してほしい」と説明。「GoTo事業として大きなチャレンジができる機会を生かし、1回限りではなく永続的な取り組みにつなげたい」と話した。