埼玉新聞

 

こども園職員の英国人男を逮捕 合成麻薬MDMAを密輸の疑い 郵便の中から発見…東京税関から通報/県警

  • 押収されたMDMA(県警提供)

 県警薬物銃器対策課と所沢署、東京税関は21日までに、麻薬取締法違反(輸入)の疑いで、所沢市北秋津、英国籍のこども園職員の男(33)を逮捕し、さいたま地検川越支部に送検した。

 逮捕、送検容疑は氏名不詳の者らと共謀の上、7月4~5日、オランダから合成麻薬MDMA53錠(末端価格約21万2千円相当)を隠した通常郵便1通を自宅宛てに発送し輸入した疑い。

 同課によると、MDMAは縦22センチ、横16センチの封筒の中に隠されており、グミ状だったという。

 東京税関から8月13日、「オランダから所沢市内のアパートを送り先とした郵便の中からMDMAを発見した」と通報があり、県警が捜査していた。

 県警は認否を明らかにしていない。

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