埼玉新聞

 

赤ちゃんから高校生まで! 保育所、児童館なども入る「次世代支援センター」開設 埼玉・狭山の中学跡地

  • オープンした「いりそ次世代支援センター」=埼玉県狭山市南入曽

    オープンした「いりそ次世代支援センター」=埼玉県狭山市南入曽

  • オープンした「いりそ次世代支援センター」=埼玉県狭山市南入曽

 埼玉県狭山市は、乳幼児や保護者、高校生らが集い交流できる複合施設「いりそ次世代支援センター(愛称・I palette=あいぱれっと)」を南入曽地区に開設した。水野地区にあった水野保育所と水野児童館が移転し、それぞれ「入曽保育所」と「入曽児童館(愛称・IRISO BASE)」として、広場などとともにセンターを構成する。

 市は「妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を行うとともに、子どもたちの居場所となる地域の拠点を目指す」としている。

 いりそ次世代支援センターは旧市立入間中学校の跡地に建設された。敷地面積5596平方メートルで、木造平屋の施設の床面積は1892平方メートル。保育所(定員120人)や児童館のほかに、広さ2060平方メートルの公共広場(愛称・ぱれっと広場)やバスケットボールのハーフコートなどが整備された。

 2024年度からは一時預かりのための保育室、子育て世代や中学生、高校生が幅広く過ごせるフリースペース、子育てに関する相談室などが配置される。

 施設は民間企業が建設し所有する建物を、市が賃借する。建設費と10年間の維持管理費などは約13億9900万円。

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