埼玉新聞

 

<新型コロナ>29人感染、陽性友人とスポーツした女性も 生徒感染の中学校、校内陰性も学級閉鎖続く

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは27日、新型コロナウイルス感染者を新たに29人確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が15人、さいたま市5人、川口市4人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は5682人(チャーター便帰国者含む)、死者は106人(27日午後6時現在)。

 27日午後9時時点の重症者は9人、感染者の入院は231人、ホテル療養100人、自宅療養27人。退院・療養終了は5189人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは20~80代の男女8人。戸田市の特別養護老人ホーム「レーベンホーム戸田」では、70代と80代の入居女性2人の感染が新たに判明し、同施設関連の感染者は11人に上った。朝霞市の20代女性2人は県内の医療機関に勤務する医療従事者で、都内で共に飲食していたという。

 26日午後判明分では朝霞市の70代無職女性は陽性の友人と都内で室内スポーツをしていた。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~70代の男女5人。40代女性会社員と30代女性会社員はいずれも勤務先に感染者がいた。70代無職男性と60代無職男性はいずれも同居の家族に感染者がいた。市教委によると、24日に感染が判明した市立中学の女子生徒の濃厚接触者の同級生ら36人と教職員2人はいずれも陰性だった。休校していた同校は28日に再開し、濃厚接触者らが出た学級は28日から11月6日まで学級閉鎖とする。

 川口市によると、感染が判明したのは10~50代の男女4人。うち女性1人は都内居住者。

 越谷市によると、感染が判明したのは10~50代の男女4人。いずれも軽症か無症状という。

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