埼玉新聞

 

「埼玉の思い出あり過ぎる」 芥川賞の九段理江さん AI、幻の国立…現実と接続の世界描く「東京都同情塔」

  • 芥川賞を受賞した埼玉県さいたま市出身の九段理江さん=2023年12月、都内

    芥川賞を受賞した埼玉県さいたま市出身の九段理江さん=2023年12月、都内

  • 芥川賞を受賞した埼玉県さいたま市出身の九段理江さん=2023年12月、都内

 第170回芥川賞に17日、埼玉県さいたま市出身の九段理江さん(33)の「東京都同情塔」(2023年新潮12月号)が選ばれた。候補入り2度目で栄冠を射止めた。受賞作は、パラレルワールドの東京に現代版「バベルの塔」が建設される物語。九段さんは「現実と小説の世界が接続しているのが、今の私にとって大事なこと」と語る。

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