埼玉新聞

 

聖火リレー、長瀞ライン下りでリハーサル 船上で聖火引き継ぎ、ランナー内定者ら手順などを確認

  • トーチに見立てた野球のバットを持って長瀞ライン下りで聖火リレーのリハーサルを行う相沢拓海さん=29日午後、長瀞町の荒川

 来年7月に東京五輪の聖火リレーが通る皆野、長瀞町の荒川で長瀞ライン下りによる聖火リレーのリハーサルが29日、皆野町の親鼻橋乗船場から長瀞町の岩畳乗船場で行われ、本番を見据えて手順などを確認した。

 聖火ランナー内定者で県立秩父特別支援学校中学部3年生の相沢拓海さん(14)=皆野町=と伴走者で母親の訓子(ときこ)さん(42)が親鼻橋乗船場から乗船。聖火ランナー内定者で、筑波大学付属坂戸高校1年生の小林咲来(さくら)さん(16)=長瀞町=の代理で父親の則一さん(58)が船上で聖火を引き継ぐなどし、岩畳乗船場まで運んだ。実物のトーチや火は使用せず、野球のバットで代用した。

 リハーサルを終えた相沢拓海さんは「緊張したけど、初めてライン下りに乗って楽しかった。五輪を楽しみに待って、本番では周りの人に感謝を伝えるために聖火リレーをやりたい」と話した。

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