埼玉新聞

 

暖冬でイチゴすくすく…一番のお薦めは埼玉オリジナルの「あまりん」 越谷でイチゴ狩りシーズン始まる

  • イチゴ狩りを楽しむ子どもたち=17日午前、埼玉県越谷市増森

    イチゴ狩りを楽しむ子どもたち=17日午前、埼玉県越谷市増森

  • イチゴ狩りを楽しむ子どもたち=17日午前、埼玉県越谷市増森

 埼玉県越谷市増森の「越谷いちごタウン」で、イチゴ狩りシーズンが始まった。家族連れらは甘酸っぱい香りに誘われ、真っ赤な実を存分に味わっている。

 いちごタウンは関東最大級の栽培面積(約1ヘクタール)を誇り、8棟のビニールハウスが並ぶ観光農園。越谷市が整備し、地元の生産者が運営する。2015年1月に開園し、今季で10周年を迎えた。

 約6万4千株のイチゴを栽培し、来場者はビニールハウス間を自由に行き来しながら、イチゴを45分間食べ比べできる。

 越谷いちごタウン生産組合の前田寿樹組合長(43)によると、今年は暖冬の影響を受けて、例年以上にイチゴの生育が良いという。9種類あるイチゴの中で、一番のお薦めは県オリジナル品種「あまりん」。糖度が高く、酸味が控えめで甘みを口いっぱいに感じられるという。

 営業時間は午前10時~午後3時。1、2月は月、金曜日休み。入園料は大人(小学生以上)2500円、未就学児1300円。インターネットから事前予約制。5月下旬まで開園予定。問い合わせは、同タウン(電話048・965・1514)へ。

ツイート シェア シェア