名物「やきとり」をメンチに 東松山のとんかつ専門店、単品メニューで販売 冷凍加工品も好評
2020/10/31/00:00
東松山市の名物といったら「やきとり」。鶏肉ではなく、豚のカシラ肉を炭火でじっくり焼き、辛みの効いたみそだれを付けて食べるのが特徴。その食材(カシラ肉、みそだれ)を使って開発された「東松山メンチやきとり風」が、30日から同市上押垂の「とんかつぼたん」で販売された。
店主の磯部正一さん(47)によると、市の「地域まちなかリノベーションプロジェクト」の一環で、地元の大東文化大学など5大学の学生がアイデアを出し、レシピや名前を考案。それを参考に試作を重ねて開発した。すでに近くにある農産物直売所「いなほてらす」では同メンチの冷凍加工品も販売しており、好評という。
同店は2003年開店のとんかつ専門店。これまでは“イベント”と思って店に出さなかった。今回、「このままではもったいない」と店の単品メニューに加えた。「お子さまにも食べやすい味になっています」