<熊谷小4ひき逃げ>母親、時効撤廃求め署名活動 家族連れらが協力、小学生の署名「うれしかった」
2020/11/01/00:00
熊谷市で2009年、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件で、母親が10月31日、熊谷市のニットモールで開かれたイベントで、来場者にひき逃げ事故の時効撤廃を求める署名活動を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの影響もあり、対面での署名活動は約1年ぶり。母親が「事件から11年経過しても犯人が逮捕されていません。署名への協力をお願いします」と呼び掛けると、家族連れや当時の孝徳君と同世代の小学生の子どもらが署名に協力した。
事件を知っているという市内の40代の女性は「事故現場から実家が近いので、よく知っている道。同世代の息子を持つ親として協力したいと思った」と親子で署名した。
母親は「小学生が署名をしてくれてうれしかった。直接、呼び掛けができる機会は久しぶりだったが、時間を無駄にしないように呼び掛けていきたい」と話した。
イベントは1日も行われ、母親は会場内で署名を呼び掛ける予定。
母親のブログは「《未解決》熊谷市小4男児ひき逃げ事故!(https://ameblo.jp/kosekitakanori/)」。放置車両や事故後に突然、転居した人などの情報を求めている。