年末年始で計2680万円…54歳男性が架空請求被害 きっかけは“料金未納” 約1カ月後に交番に相談で発覚
2024/01/22/08:33
埼玉県警吉川署は21日、三郷市の男性会社員(54)が架空請求で現金2670万円と電子マネー10万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、昨年12月19日午前9時50分ごろ、男性の携帯電話に通信事業者から「ご利用料金につきましてお話ししたいことがあります。本日中にご連絡ください」などと記載されたメールが届いた。
メールに記載された電話番号に連絡をしたところ、セキュリティー協会を名乗る男などから、携帯電話がコンピューターウイルスに感染して勝手にインターネットサイトに会員登録されて未納料金が発生している旨を言われた。
信じた男性は同日午後0時5分ごろ、同市内のコンビニエンスストアで電子マネーカード10万円分を購入し番号を伝え、同日午後2時40分ごろから1月7日午前10時10分ごろまでの間、8回にわたって指定口座に現金計2670万円を振り込んだ。
20日に被害者の男性が吉川署管内の交番に相談した。