<新型コロナ>30人感染、1人死亡 感染夫を除く家族全員が陰性判定…その後、妻に嗅覚異常が出て陽性に
2020/11/04/00:00
県などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに30人確認し、80代の男性が入院中の医療機関で死亡したと発表した。感染者の内訳は県発表が24人、さいたま市1人、川口市4人、越谷市1人。
これまでに確認された感染者は5945人(チャーター便帰国者含む)、死者は109人(3日午後6時現在)。
同日午後9時現在の重症者は9人、感染者の入院は268人、ホテル療養78人、自宅療養21人。退院・療養終了は5439人。
県管轄で詳細が判明したのは、20~80代の男女12人。戸田市の特別養護老人ホーム「レーベンホーム戸田」で、新たに入居者の80代女性1人の陽性が確認され、同施設関係の感染者は計14人(入居者10人、職員4人)となった。
朝霞市の介護付老人ホーム「SOMPO(そんぽ)ケアラヴィーレ朝霞」でも新たに入居者の90代女性1人の感染が分かり、同施設関係の陽性者は計62人(入居者46人、職員16人)となった。
県内の高齢者施設でも80~90代の入居者男女4人のほか、20代男性と50代女性の職員2人の感染が分かった。同施設ではこれまでに入居者2人が感染していた。
さいたま市によると、感染が判明したのは30代無職女性。夫の感染が10月24日に判明していた。夫を除く家族5人が検査を受け、同29日にいずれも陰性と判明した。女性はその後、嗅覚異常などの症状が出たため、家族5人が再び検査を受けて、女性が陽性となった。
川口市によると、感染が判明したのは20~30代の男性4人。いずれも感染経路は不明。
越谷市によると、市内に住む20代アルバイト男性の感染が判明した。