<新型コロナ>志木女性が死亡、42人感染 職員感染の保育所で女児2人が…休園 さいたまの小学生も感染
県などは4日、新型コロナウイルスに感染していた70代の女性1人が死亡、新たに42人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が28人、さいたま市9人、川口市4人、越谷市1人。
これまでに確認された感染者は5986人(チャーター便帰国者含む)、死者は110人(4日午後6時現在)。
4日午後9時時点の重症者は8人、感染者の入院は261人、ホテル療養85人、自宅療養20人。退院・療養終了は5469人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは10~90代の男女22人。朝霞市の介護付老人ホーム「SOMPO(そんぽ)ケアラヴィーレ朝霞」では新たに入居者の90代女性1人の感染が分かり、同施設関係の陽性者は計63人(入居者47人、職員16人)となった。蕨市の80代と90代の男女は県内の高齢者施設の入居者だった。
3日午後発表分では、白岡市の10歳未満の女児2人は同じ保育所の園児で、この施設の陽性者は職員3人、園児2人の計5人となった。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~70代までの男女9人。このうち4人は同居している家族で、他の家族が陽性だった。市立小学校に通う10歳未満の男児は、母親である40代女性の感染が確認されていた。
川口市によると、感染が判明したのは20~50代の男女4人。感染経路などを調べている。
川越市によると、死亡したのは志木市の70代女性。女性は10月9日に医療機関に入院。同10日に感染を確認し、1日に死亡した。
越谷市によると、感染が判明したのは市内居住の60代女性。症状は軽症という。また、10月31日に感染者と発表した男性1人がその後の検査で陰性と判明し、感染者数を1人取り下げた。
白岡市は4日、職員の感染が判明した市立保育所で職員と児童計5人が感染したと発表した。13日まで臨時休園にする。市によると、10月30日に40代女性職員の感染が判明。その後、新たに職員2人、児童2人の感染が分かった。