女性死亡…車にはねられる 音がして振り向いた同僚女性「倒れていた」 見通し良い直線道路、深夜に悲劇 車のガラス散乱、付近で破損した車を発見 救護せず逃げていた運転手判明、遠方に在住の女94歳
2024/01/23/14:44
熊谷市の国道で昨年7月、歩行者が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、県警は18日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで、東京都北区の女(94)をさいたま地検熊谷支部に書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、女は昨年7月6日午前0時10分ごろ、熊谷市新堀の国道17号で車を運転中、徒歩で通行していた同市赤城町、パート従業員の女性(45)をはねて死亡させ、救護措置を取らずに逃走した疑いが持たれている。
現場は片側1車線で見通しの良い直線道路。現場にはガラス片が散乱し、付近では車体の一部が破損した車が見つかったことから、県警は女から任意で話を聴いていた。
■同僚女性が110番(以下、初報記事)
7月6日午前0時10分ごろ、熊谷市新堀の国道17号で、歩いていた同市赤城町1丁目、パートの女性(45)が車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。車は救護措置などを取らずに現場から逃走し、熊谷署はひき逃げ事件として調べている。
同署によると、現場は片側1車線で見通しの良い直線道路。「音がして振り向いたら人が倒れていた」と女性の同僚の40代女性が110番した。現場には車のガラス片が散乱し、付近で車体の一部が破損した車も見つかった。同署は運転手から任意で話を聴くとともに、事故との関連を調べている。