<高校ラグビー>準決勝・深谷―浦和の見どころ 屈指の好カード 2連覇狙う浦和、王座奪還に燃える深谷
2020/11/06/00:00
ラグビーの第100回全国高校埼玉大会(埼玉新聞社など後援)第4日は7日、第1、2ブロックの準決勝が行われ、それぞれ決勝に進出するチームが決定する。
第1ブロックは県新人大会覇者の第1シード川越東とノーシード伊奈学園、2年ぶりの花園出場を狙う第5シード深谷と2連覇を目指す第4シード浦和が対戦。第2ブロックは10年ぶりの優勝を掲げる第3シード正智深谷と29年ぶりに4強入りした第6シード熊谷、ノーシード慶応志木と同準優勝の第2シード昌平が顔を合わせる。
花園行きの切符を懸けた戦いも終盤戦に突入。熱戦が予想される各ブロック準決勝の見どころを探った。
■堅守と快足集団の激突/深谷―浦和・第1ブロック
2連覇を狙う浦和と王座奪還に燃える深谷が激突。屈指の好カードだ。堅守を誇る浦和は、強烈なタックルが持ち味のナンバー8黒沢と昨季の花園出場経験があるCTB東島らが守りの要になる。フッカー山際を中心にモールで押し込み、得点につなげたい。
対して深谷はバックス陣のランに注目。カナダ人と日本人のハーフの牧野と50メートル6秒3の間瀬の両快足WTBは脅威。この2人をうまく生かすことができるナンバー8須藤、SO井下の球さばきが鍵を握りそうだ。