なでしこ浦和6季ぶりV 森監督「駒場で優勝うれしい」 長船、塩越、水谷、猶本、安藤が得点
2020/11/10/00:00
サッカー女子のプレナスなでしこリーグ1部は8日、第16節最終日の3試合が行われ、浦和はホームの浦和駒場スタジアムで愛媛を5―1で下し、6年ぶり3度目の優勝を決めた。
就任2年目のシーズンで浦和を栄冠に導いた森栄次監督は「駒場で優勝できたことは本当にうれしい。1年目はぎこちないところもあったが、2年目はやることがはっきりした。順調過ぎるぐらい積み重ねることができた」とチームの成長に目を細めた。
浦和は前半9分、右CKの流れから長船が先制ゴール。同22分に塩越のシュート、同36分に水谷のPKで追加点を奪った。3―1の同43分には今季浦和に復帰した猶本のゴールで突き放し、後半18分には安藤がダメ押しの5点目を決めた。
森体制2年目の今季はボールを保持して敵陣で試合を進める攻撃的なスタイルに磨きを掛け、第3節では昨季までリーグ5連覇の日テレを1―0で撃破。シーズン序盤から勝ち点を伸ばし、13勝1分け2敗(第16節終了時点)で2試合を残して頂点に立った。
試合後の優勝セレモニーで優勝カップを掲げた主将の柴田は「皆さんの前で優勝することができて本当にうれしい。熱い応援のおかげ」とサポーターに感謝。12月29日に決勝が予定されている皇后杯全日本女子選手権のタイトル獲得に向け、森監督は「決勝まで行けるように、いい準備をしたい」と力を込めた。