ところざわサクラタウン開業、JR東所沢駅に巨大壁画 自然と共存…和光出身のアニメーターが手掛ける
2020/11/11/00:00
JR東日本は文化複合施設ところざわサクラタウン(所沢市東所沢和田)の開業に合わせ、武蔵野線東所沢駅舎内に巨大壁画を設置した。
壁画の大きさは幅約28メートル、高さ約3メートルで、駅舎内のエレベーターに向かう連絡通路壁面に設置された。和光市出身のアニメーターすしおさんが手掛け、作品名は「星に願いを」。自然と共存しながら星を集める人たちを表現した。
同駅はところざわサクラタウンの最寄り駅で文化発信拠点への玄関口。駅舎の顔である前面部分は、木と文化の融合として「本と本棚」をイメージした外観デザインを採用するなどリニューアルが進められていた。
駅舎内部については同駅が武蔵野台地のほぼ中央に位置することから、樹木を意識したデザインとして所沢市の鳥であるヒバリやイチョウ、茶の花などがあしらわれた。また木調素材等を各所に配置し、老朽化した床や誘導・警告ブロックの更新、旅客トイレ入り口のデザインを見直し、分かりやすく使いやすい駅舎とした。駅舎外観は午後4時からライトアップされている。