埼玉新聞

 

すごい…強風にあおられた住宅火災、次々に燃え広がる 男性宅から朝出火 住宅街で計8棟が燃え、鎮火まで5時間以上かかる 連絡が取れない男性、1人暮らしだった41歳

  • 【地図】幸手市

    強風を受け、火災で8棟が焼ける=幸手市

  • 【地図】幸手市

 26日午前8時5分ごろ、幸手市南3丁目、男性方(41)から出火、木造2階建て住宅が全焼した。隣家1棟が全焼、別の1棟が半焼、類焼は7棟に及び男性方を含み計8棟が燃えた。同署と消防が負傷者や類焼を調べているが、けが人は見つかっていないという。

 同署によると、男性は1人暮らしで、連絡が取れていないという。近くに住む住民が119番。現場周辺は強い風が吹き、火が近隣の住居に燃え移ったとみられる。火は午後1時25分ごろ鎮火した。

 現場は東武日光線幸手駅から西に300メートルほどの住宅街。近隣住民によると、強い風にあおられ、火と煙が吹き隣家に燃え移ったという。近くに住む家族は「とにかく煙がすごかった。なかなか火が消えなかった」と振り返った。
 

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