埼玉新聞

 

大宮駅で岩手の特産品扱うフェア 釜石線沿線にスポット、試飲食中止も三陸わかめや焼きウニなど販売

  • 大宮駅構内で行われている「いわて・銀河ドリームラインフェア」=さいたま市大宮区

 JR東日本盛岡支社は16日まで、埼玉県の大宮駅構内で、岩手の旬の味覚や特産品などを販売する「いわて・銀河ドリームラインフェア」を開催している。

 このイベントは、岩手県花巻市から釜石市をつなぐ釜石線(銀河ドリームライン釜石線)沿線にスポットを当て、三陸わかめや焼きウニ、カキ薫製など県の海産物から和菓子など11事業者が出店。約170点の商品を販売している。

 試飲食は中止にするなど、新型コロナウイルス感染防止策を講じながら実施している。

 運営担当者によると、特にお薦めの一品は、岩手の特産品を多く取り扱う釜石振興開発(釜石市)の土産品タイプの商品「金の釜石らーめん」。釜石ラーメンは、極細の縮れ麺と透き通ったしょうゆ味が特徴で、ご当地グルメとして知られる。

 担当者は「地元をPRしたいという事業者の熱意に応えて、新型コロナ対策を万全にした上で開催に踏み切った。コミュニケーションを楽しみつつ魅力を知ってもらいたい」と話している。

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