サンタへ届いた夢ある手紙、さいたまの郵便局で展示 子どもらの思い詰まった力作、日本に取り寄せ公開
2020/11/15/00:00
子どもたちらが思いを込めてしたためた「サンタさんへの手紙」作品展が13日、埼玉県さいたま市南区別所7丁目のさいたま中央郵便局で始まった。19日まで。
夢を育みながら手紙文化を振興しようと、日本郵政は「日本・フィンランドサンタクロース協会」と協力し、日本の子どもたちとフィンランドのサンタクロースとの間の手紙のやりとりを進めている。同協会は、サンタに届いた手紙5046枚を日本に取り寄せ、838点を優秀作品として日本の各地域ごとに公開している。
同局窓口ロビーには、0歳から88歳まで、埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉の子どもたちらの手紙約100点を展示。手紙はサンタの似顔絵など、どれも色とりどりで個性豊か。県内の女児(7)は「どうしてプレゼントを誰にも気付かれずに持って来られるの?」と質問。9歳の男児は「私は受験勉強を頑張るので、サンタさんも子どもたちにおもちゃを配るのを頑張って」とエールを送っていた。
同協会の宮田仁美広報担当は「展示しているのはサンタへの思いが詰まった力作ばかり。夢のある手紙が、サンタクロースと日本の子どもたちの間で交わされていることを知ってほしい」と多くの見学に期待を込めた。
午前9時~午後7時(日曜は午後0時半まで)。見学無料。