秩父神社(埼玉県秩父市番場町)の恒例行事「節分追儺(ついな)祭」に向けて28日、同神社で「鬼やらい」の予行演習が行われた。
午後6時ごろ、赤鬼と青鬼に扮(ふん)した氏子ら約30人が本殿前に登場。年男が「鬼は外、鬼は外、福は内」と豆を投げると、鬼役は金棒を振り上げ、本番さながらに境内を飛び回った。
来月3日の節分は、年男、年女が平成殿2階から豆をまき、鬼たちが独特の所作で踊る。メインの節分神事は午後7時半ごろに実施予定。
氏子数人は、秩父鉄道が運行する臨時列車「節分豆まきトレイン」のイベントに参加し、観光客を楽しませる。