今月4日に移転オープンしたカフェ＆レストラン「ハナファームキッチン」は、野菜を中心とした創作料理を提供している。代表の花里陽介さん（39）は大学卒業後、飲食系の企業に入社した。「いずれは自分の店を持ちたかった」と、2013年に出身地の埼玉県本庄市で店を構えた。

　全ての野菜は本庄、深谷市で、減農薬や無化学肥料（微生物農法）で栽培されたものを使っている。化学調味料や添加物も一切使っていない。全て手作り。食材によって調理法を変え、素材を生かし、引き立つ料理が喜ばれている。

　ランチメニューは6種類。中でも「サラダボウル」（税別850円）には生や素揚げしたレタスや水菜、トレビス、ブロッコリーなど15～20種類の野菜が入り、それぞれのうま味が楽しめる。キュウリもスライスして巻いてあるため触感がいい。

　ほかにアボカドやエビ、ハム、温泉卵、アンチョビムースなども入り、しょうゆベースのドレッシングも付く。「満足度も高く、食べ応えも充分です」と花里代表。主食はパンか十五雑米のどちらかを選べる。プラス350円でAセット（サラダ、本日のスープ、ドリンク）、プラス400円でBセット（ドリンク、デザート）にもできる。

【メモ】ハナファームキッチン

　本庄市早稲田の杜3の14の1（電話0495・71・6478）。営業時間はランチが午前11時半～午後2時半、カフェが同2時半から同5時、ディナーが同5時～同10時。月曜日が休み。