<高校サッカー>昌平、2年連続4度目のV 武蔵越生に3―0 立ち上がりから主導権握り、突き放す
2020/11/16/00:00
サッカーの第99回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)最終日は15日、埼玉スタジアムで決勝を行い、昌平が武蔵越生を3―0で下して2年連続4度目の栄冠に輝くとともに、全国高校選手権(12月31日~来年1月11日・埼玉スタジアムほか)の出場権を獲得した。
立ち上がりから主導権を握った昌平は0―0で迎えた後半2分、小見の右クロスに平原が頭で合わせて先制点を奪った。同6分には小川の左足シュートで加点し、さらに同11分には平原がこぼれ球を左足で蹴り込み突き放した。
今季は前回の第98回大会で初の全国8強入りを果たした主力で、Jクラブ入りが内定している須藤、小川、小見、柴らがチームをけん引。2年生平原、1年生荒井が活躍するなど厚い選手層で他校を寄せ付けなかった。
藤島監督は「連覇は選手の頑張り。全国は埼玉スタジアムで試合(準決勝、決勝)をしたい」と昨年以上の成績を掲げ、主将の須藤は「素直にうれしいが、内容には満足していない。先輩たちの分まで日本一になりたい」と力を込めた。