埼玉新聞

 

復活の小麦粉と交換…営業努力続ける協賛店を応援、嵐山町がスタンプラリー 期間は来年3月12日まで

  • 「らんざん農林61マップ」の表紙

 埼玉県の嵐山町は今月から「らんざん農林61マップ」スタンプラリーを実施している。スタンプ11個を集めると特典(農林61号の小麦粉1キロ、ゴミ袋セット)と交換できる。特典は先着300人。

 農林61号は小麦の品種の一つ。2012年から奨励品種から除かれ栽培する農家はほとんどいなくなった。その後、同町では「うどんは農林61号でないと」との声が出て同復活プロジェクトが始まった。

 今回、コロナ禍でも営業努力を続ける農林61号の協賛店を「応援しよう」と企画した。

 ルールは「らんざん農林61マップ」を持って、飲食店や菓子・パン店、農産物直売所などの協賛店(13店舗)で買い物・食事をすれば、スタンプを押印してもらえる。

 11個以上集めたら、役場農政課か、東武東上線武蔵嵐山駅西口のステーションプラザ嵐ナビで、特典と交換できる。期間は来年3月12日まで。特典は先着300人で、無くなり次第終了。マップは、小麦「農林61号」を使った商品が食べられ、購入できる協賛店を紹介している。

 問い合わせは、嵐山町農政課(電話0493・59・6671)。

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